下町の小さな宿屋 シティペンション ゼム
 下町の小さな宿屋 シティペンション ゼム 03-3661-0681  オンライン予約

ご挨拶

ご挨拶

マンガ喫茶から一泊数十万円の外資系高級ホテルまで、ありとあらゆる宿泊施設が出揃った都内において、「泊まる」ことについてのお客様の選択肢は格段に広がりました。インターネットでホテルの評判や情報を簡単に入手、実際に行ってみたらがガッカリ、これだけは避けたい、そんな思いで、このHPを制作しました。

特に写真に関しては、ホテル業界、狭い部屋を広く見せるのが良いと言われているのですが、当店のHPはそのような事は一切しておりません。

写真を含め、全てを隠さず当店の現状を詳細に説明しております。

シティペンションって一体何だ?と思うハズ、チェーン系ホテルと違い当店のような個人経営の小さな宿は、お客様にすればその実態がよく判らない、泊まる事はまさしく賭けの気持ちじゃないでしょうか?

このHPを見て、宿泊前の不安を安心に変えて頂ければ幸いです。


シティペンション ゼム
オーナー 和田 剛

 

開業の経緯と歴史

経緯

1980年代初頭、界隈にホテルが少なく、エアターミナルまで200mの地の利、そこに目を付けて先代である私の母親が中心となり始めた商売です。自分が中学生から高校に上がる頃に計画、高校2年の2月に開業、当初はレストランラグーが入店している持ちビルを改築しての計画でしたが、いつの間にやら10階建てのビルを建築することとなりました。

歴史

昭和10年(1935年)
祖父・篠原忠雄、個人経営にて東京渋谷区において塗料、工業薬品の販売を創業。

昭和25年(1950年)
篠田合名会社を設立、母・和田静江が代表社員となる。塗料の製造販売、板橋区に工場、ここ日本橋が本社。


会社設立当時

2020年現在

昭和37年(1962年)
東京都中央区日本橋に本社ビル(鉄筋4階建・現在1階にレストラン・ラグーがあるビル)を新築。


本社ビル設立当時

2020年現在

昭和58年(1983年)2月
本社ビルの駐車場として利用してた空き地に10階建てのホテルを建築、本社ビルも改築して、2棟合わせて「シティペンション ゼム」として営業開始。


建築中の当館

現在に至る。

先代のポリシー

「ゼム」はたまたま当地に所有した、遊休土地と建物の有効利用として、次のようなことを夢見て計画をしました。

「安心・安全・清潔」をお題目としてではなく、本気で追求し、いつの頃からかギスギスしてしまった東京で、昔よく見た「下町の心(ざっくばらんで、陽気で、人情を大切にする心)」でおもてなしをし、のんびりとくつろいで頂けるシティペンション・・・和訳をすれば「都市型西洋風宿屋」とでもしましょうか。

尚出来れば、イヤなことはイヤと言える自由を失わず、少しは世の中の役に立ちながら、固定資産税が払えて、現金制で、家族主体で運営し、若干のパートタイマーをプラスした小じんまりした規模でと始めました。(開業10年目の挨拶文より抜粋)

現状と2代目のポリシー

1983年、自分17歳、高校2年の時に親が始めた商売、あれから約40年、設備も古くなってきているのも事実です。

若干残っている借入金の返済終了に合わせた2026年4月30日閉店を考えています。それまでにこの古いビルは使い切り、宿泊業40年のノウハウを詰め込み、その時代に合わせた新しい宿泊施設に建て直す、これを目標としています。

東京都内、ホテルの開業が相次ぎ完全な供給過剰な状態です、この競争激化を乗り切る為に他店との差別化を図ります。

商売を代替わりし、結婚して3人の子供も成人した今になってみると、このご時世、下の世代の子育てを見て大変だなと思える年になりました。そんな思いから「家族旅行応援」に特化したサービスで他店との差別化を図ります。

古いイコール償却が終わっているで、無理なく安い価格で販売出来るのが当店の強みです。室料も出来るだけ安く(1部屋に多人数で宿泊してもらえばかなりお得な料金設定にしてます)、さらには高校生までのお子様と同泊された場合、「当店のタワーパーキングは無料」、「提携駐車場の料金も当店負担」とさせて頂きます。

とにかく、来てみたらガッカリ、これだけは避けて欲しい、その一存でこのHPは作りました。

「今回の東京旅行は節約したい」そうお考えで安心で便利な宿をお探しなら是非当店をご利用下さい!